Discourseはパトロンだけのコミュニティフォーラムを運営しやすくする強力なツールです。PatreonはDiscourseと統合されており、Discourseがメンバーシップのアクセス権に基づいてパトロンの自動的追加・削除を行います。
この記事では、以下のことを説明します。
Discourse.orgにアクセスして青い無料で試すリンクをクリックします。次に14日間のお試しプランを選択し次の情報を入力してアカウントを設定します
- メールアドレス
- サブドメインまたはドメイン 独自ドメインを自分で準備しない場合は「一時ドメインが必要です」の横にあるボックスを選択し使用したいサブドメインを入力します。独自ドメインを自分で持っている場合もこちらを無料で利用できます。
- コミュニティ名(後で変更できます!)

無料お試しプランを開始するには支払い方法の設定が必要です。過去にStripeを使用してカード情報を入力したことがあれば、携帯電話に送られたコードを入力するよう求められる場合があります。クレジットカード情報を入力することもできます。「14日間無料お試しプランを開始する」ボタンをクリック
Discourseから2件のメール通知が届きます。1つ目は無料トライアルへのサインアップの確認です。2つ目はDiscourseインスタンスの準備ができたことを知らせパスワードの設定をお願いするものです。Discourseがインスタンスを起動させ2通目のメールが届くまでに数分かかる場合がございます。
パスワードを設定するとDiscourseに移動し、以下の手順でコミュニティを設定することができます。画面の手順に従い各ステップを完了させたら次へを選択します。

完了するアイテム
- 言語を選択
- コミュニティ名を追加してください。今後いつでも編集できます。
- コミュニティの詳細を追加してください。これは「エレベーターピッチ(手短な説明)」のようなもので、コミュニティに新しく訪れた人がまず最初に読むものです。
- アクセスを設定して、コミュニティの公開または非公開を選択します。公開を選択すると、ログインしていない人も含め誰でもフォーラムにアクセスすることができます。非公開を選択すると、フォーラムを見つけることができるのはログインしているユーザーのみです。プライベートカテゴリをパトロンに作成したり、誰かをコミュニティへきちんと招待したりするオプションがあります。 この場合はあなたから各人に招待を送ってください。
- 連絡先情報——このコミュニティ担当者のメールアドレス、一般的なウェブ上の連絡先(ウェブサイトやPatreonページなど)、自動メッセージが送信されるユーザーが含まれます。
- 会社情報——会社を保有している場合は、会社名、準拠法、紛争管轄地を入力してください。会社を保有していない場合はこの手順はスキップしてください。
- テーマ——コミュニティに使いたいテーマカラー、ロゴ、アイコン、ホームページフォーマット、絵文字スタイルを選択します。
- スタッフを招待——あなたのチームの誰かがコミュニティを盛り上げる場合は、この期間中に招待することもできます。
これら全てが完了すると「あなたのDiscourseの準備が整いました!」と表示されます。完了を選択しコミュニティページに移動します。
コミュニティの設定が出来たらPatreonに接続してください。
右上の角にあるバーガーメニューを選択し管理 > プラグインを選択して開始します。 下にスクロールし「Discourse - Patreon」の横にある設定アイコンを選択します。このタブは開けたままにしておいてください。すぐ戻ってきます。

別のブラウザウィンドウで、次のURLを入力します:http://patreon.com/portal/registration/register-client

「クライアントを作成」ボタンをクリックして全アプリ名と説明を入力します。リダイレクトURLも入力します。リダイレクトURIを取得するには、Discourseを開いた状態でブラウザウィンドウに戻って、サブドメインのあるDiscourse URL(https://yoursubdomain.trydiscourse.com)をコピーしてください。
このURLを「リダイレクトURI」フィールドに貼り付け、「/auth/patreon/callback」を追加すると、リダイレクトURI全体が次のように表示されます:https://yoursubdomain.trydiscourse.com/auth/patreon/callback
「クライアントを作成」ボタンをクリックすると、アプリ名とクライアントIDが表示されます。下向き矢印アイコンを選択すると全クライアント情報が表示されたメニューが開きます。
Discourseプラグイン設定に戻ってクライアント情報をコピー・貼り付けます。
*** DiscourseとPatreonを開いたブラウザウィンドウ間を行き来するので、これらを横に並べておくと良いでしょう。***
Patreonクライアントページから該当するDiscourseフィールドにコピー・貼り付けするのは以下の項目です。
- パトロンクライアントID
- パトロンクライアントシークレット
- Patreon Webhookシークレット
- Patreonクリエイターアクセストークン
- Patreonクリエイター更新トークン
各フィールドの横にある緑色の矢印を忘れずに選択して保存してください!


次のURLhttps://yoursubdomain.trydiscourse.com/admin/plugins/patreonに移動し「Patreonデータとグループを同期の更新」を選択します。 ポップアップが表示され、新しいデータがダウンロードされたことが確認されます。ページを更新してOKを選択します。
パトロンのDiscourseフォーラム参加方法を確認するには、以下の手順に従います。
シークレットウィンドウを開いてDiscourseコミュニティURLを貼り付け、Patreonでボタンを選択しPatreon認証情報でログインします。
シークレットウィンドウを開いてDiscourseコミュニティURLを貼り付け、Patreonでボタンを選択しPatreon認証情報でログインします。

ログイン情報を入力しOauthウィンドウに移動したら許可を選択します。 パトロンがDiscourseアカウントを持っていない場合、この時点でアカウントの作成が求められます。
パトロンはDiscourseコミュニティのホームページに移動します。